時を超えた意識の対話
先日、かつての職場を訪れて、気になっていた化粧品を購入した際、今までにない感覚に包まれました。そこには、過去の私がいました。三次元世界の美に執着し、外側の評価に揺れ動いていた過去の自分。
でも今の私は、当時とは全く別の意識で捉えていました。
私は７年にわたり、スピリチュアルな内的な探究を経て、チャネラー＆ヒーラーとしての意識へと変容させてきました。その日「私は本当に変わったのだ」ということを感じ取ったのです。
それは「7年ごとに意識が変容する」という霊的な周期を体験している瞬間だったのかもしれません。
ストイックな探究と罪悪感の狭間で
スピリチュアルな道を歩む時、純粋な意識を求めるゆえに物質的なものへの執着を無理に手放そうとします。しかし、行き過ぎたストイックな探究は、時に「物質的な豊かさ」を罪悪視することにもなりかねません。
「これは執着なのでは？」「もっと清貧であるべきなのでは？」「これは贅沢なのでは？」
そんな思いが湧いてくることがあります。
しかし、辛すぎるほど自分を追い込む探究や、すべての物質的なものを強い罪悪感としてとらえることは、私にとって真実のスピリチュアルな在り方なのだろうか？と疑問が浮かび上がり、問いを続けてきました。
肉体は魂の器ーその神聖さを忘れずに
スピリチュアルな探究を続ける中で、あるメッセージを受け取りました。
スピリットを囲むあなたの肉体を慈しみ、大切に扱うこと。
食べるものも、身につけるものも全て。
今世授かった大切な器（肉体）を守るものです。
そのことは贅沢なことでもなんでもない。
そうすることで、あなたのハートチャクラは健全な姿を取り戻します。
癒しの大天使ラファエルからのメッセージです。
魂の探究と同じくらい、肉体のケアも大切なのだということ。
物質もスピリットもーあるがままの自分を愛する
「自分を愛する」とは、魂だけを大切にすることだけなのでしょうか。肉体も、物質的な豊かさも、すべてを含めて自分自身を受け入れることではないのでしょうか。
すべては私たちの魂の成長と進化のために存在しています。
物質を拒絶するのではなく、魂と肉体が調和するように扱うことは、自分を愛することであり、より自由で、創造性豊かな人生となっていくのではないかと思います。
自分が心から心地よいと感じるものを選び、自分のあるがままを愛し、丁寧に扱うことは、「スピリットと肉体（物質）の調和」です。
スピリットと肉体を統合する生き方へ
「スピリチュアルな探究をしながらも、物質を大切に扱う」
このバランスを取ることが、魂の成長とともに、心豊かな人生の鍵となるのだと思います。
7年の意識変容のサイクルを経て、私は「スピリットと肉体の統合」は、人間の進化であり、本当の目覚めであると気づきました。
これからも、今世授かったこの限りある肉体を慈しみ、人生の豊かさを楽しみ、スピリットの使命に沿って生きていきます。そして、その先に待っている、私たちが想像もつかないスピリットの可能性に辿り着くために探究を続けていきます。
そのプロセスこそが、私にとっての「スピリチュアルな真実」だからです。
コメントを残す