パリに行った意味  -ジェーン・バーキンから-

(あなたが)パリに行った意味は、あなたの感性を高めるためです。

そして、さまざまな経験をし、帰ってくるためです。

それは、あなたにとって、
非常につらい体験だったかも知れませんが、必要な体験でした。

お金のこと、男女のこと、
すべて、そこであなたは学びました。

それが、これから活かされてくるでしょう。

けっして否定的に思わないで。
すべて経験だったのです。

そして、シュウと出会いました。
これも、私たちが計画したものです。

どうか、二人で一緒に歩んでいってください。

大天使ミハエル

私の憧れの存在だったジェーン・バーキンが亡くなりました。この機会に、以前ミハエルから受け取っていた「私がパリに導かれた意味」についてのメッセージを振り返ります。

私がパリに憧れ始めた20代前半は、インターネットもなく、情報も限られたものだけしかなかった時代で、雑誌の中のジェーン・バーキンは、私のパリの象徴でした。そもそも彼女はイギリス人ですが、彼女のような、おしゃれなパリの暮らしを夢見て私の妄想は膨らみ続け、ついに25歳の時、留学生としてパリ生活を始めたのでした。

パリ以外の行き先は考えられなかった理由

当時の私には、パリ以外の都市に留学する選択肢は全くありませんでした。ただパリで暮らしたいという気持ち、それだけしかなかったからです。

でも、帰国し30年も経ってからスピリチュアル探究を始めて、ミハエルと繋がることにより、この「パリで生活すること、感性を高めること」こそが、私自身のスピリットが望んでいたことであり、そのために導かれるようにパリに行くことができたのだとあらためて分かりました。

でも当時の私にとっては、そんな自分自身のスピリットの思いなどを知ることなどなく、ただ直感に従って進んでいただけ。若さゆえに、先のことをほとんど考えずに一直線でした。でも結果的にそれでよかったのだと思いました。

すべての経験はスピリットの計画だった

パリ生活を期待いっぱいで始めたのも束の間、実際の私のパリの暮らしは、次々に起こる様々な人間関係や、ビザの問題、フランス人との恋愛、結婚、離婚、仕事やお金など目まぐるしくトラブルに遭遇し、悔しく悲しい思いが続きました。

でも、ミハエルのメッセージにある通り、それらはすべて一度経験すべき計画だったということ。そして、その厳しい体験を経て、”パリという土地で本質的な「美しさ」に触れながら暮らす” ということをスピリットは求めていたと知りました。自分の憧れだけで、自分の力だけで切り開いたものと思っていましたが、実は私のスピリットが計画して導かれ、その道を歩んでいたにすぎなかったのです。

美を受け入れ、感性を高める期間

パリには常に洗練さ、美しさが存在していて、それを当たり前のように、当時の私は空気のように吸収していった日々でした。

ファッションも、住まいも、食べるものも、週末の過ごし方さえも「美しくあり続けること」という概念がパリの人たちの中には常に存在していて、それは、お金がなくても、外国人でも、意識しだいで体現できるのだということも新鮮な発見でした。

言い換えれば、「美」というのは、普段の暮らしとは別のところにあるのではなくて、生活の中にいつもあるものだということ。これが、フランス人が言う、Art de Vivre (アールドヴィーヴル、生活の中のアート)であり、人生を真に豊かにするためのエッセンスだということに気づいたのです。

経験と使命

私とパートナーの使命は、高次元と共同創造しながら、神聖な美しいものを美しく表現するということ。

この使命があったからこそ、私はパリに住み、感性を高める必要がありました。そして帰国後は、フランス語を使い、パリに本社がある日本支社で働くことになって、引き続き「美」を追い求める仕事に就きました。そうしているうち、今のパートナーに再会し、高次元との共同創造を始めることになりました。今振り返ると、これは全て計画に沿った流れ(ブループリント)です。

壮大な私たちのスピリットの計画は、私たちは知らずに生きています。でも、それを知るための手段は、まず直感で感じ取ること、それに向かって動いてみることなのではないかと思います。なんだか違うと感じたら軌道修正すればよい、スムーズだったら進めばいい、躊躇せずにやってみることこそが、スピリットに近づく一歩なのかもしれません。

今、地球の波動が上がったことにより、高次元存在が私たちの近くまで降りてきています。それにより、私たちはコミュニケーションが取りやすくなり、またとない機会が訪れています。高次元からのサポートを私たちが望めばすぐに受け取ることができる時代に入りました。本質(真実)により近づくことができるようになった時代といえましょう。

パリ パレロワイヤル / 夏も冬も美しさに目を奪われ、通い続けました。
2023-07-20|タグ: ,
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